大相撲の名古屋場所が7月9日から始まったが、二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が師匠を務める二所ノ関部屋の名古屋宿舎は何と安城市内にある。同親方とパートナーシップを結ぶ木造住宅を手がけるアイ工務店(本社大阪市)が昨年6月、安城市池浦町の複合住宅展示場「アイパーク愛知」内に土俵常設型施設アイベースを建設、宿舎として提供しているもの。愛知県安城宿舎としていないのは、名古屋場所の宿舎ということより名古屋市の方が安城市より圧倒的に全国的な知名度があるためとみられる。
二所ノ関親方は名古屋市宿舎について、昨年6月に初めて訪れた時に次のように語っている。「まず驚いたのが力士の命でもある稽古場ですね。非常に天井も高くストレスを感じず、稽古に打ち込めるのが素晴らしいと感じました。フローリングも力士が乗ってもびくともしない作りになっており、安心して生活できると思っております。ちゃんこ場も広く、食堂のテレビも大きいので皆で相撲を見ながら勉強できる環境もありますし、2階も広い大部屋がありましてまだまだ力士を入れれるという印象がありました、この地で力士一人一人が力を出して皆様に喜んでいただけるような力士を輩出して恩返しができるように一生懸命頑張ります」。
この時のスポニチの記事によると、土俵は屋内外に2カ所あり、2階には大部屋2個に個室4個を完備し、ちゃんこ部屋には稽古の映像を確認できる巨大モニター、厨房には大きな炊飯器と巨大冷蔵庫が設置。さらに、浴室には角界初の試みと思われるサウナ室と水風呂が設置されているという。もちろん、外から見ただけでは設備がどうなっているかは分からない。
安城市の住宅展示場内に二所ノ関部屋宿舎 |
元横綱稀勢の里の二所ノ関親方 |
アイベース愛知
【所在地】〒446-0066 愛知県安城市池浦町大山田上2番地36 「アイパーク愛知」内
【アクセス】安城市総合運動公園 北西 県道76号線「池浦町大山田上」交差点、北西角
【アイパーク愛知 敷地面積(全体)】1218.42坪(4027.83㎡)
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