高棚・神明神社の飛地境内社の秋葉社
飛地境内社の秋葉社は少し小さな別の一社も
秋葉社、秋葉神社は全国各地に点在し、神社本庁傘下宗教法人としては約400社、小規模な境内社などを含めると1千社以上あると言われる。ウィキペディアによると、祭神は神仏習合の火除け・火伏せの神として信仰されている秋葉大権現で、小さな祠が多く、一つの町内に何箇所も設置されている場合があるという。
安城市高棚町には神明神社の飛地境内社が2社あり、さらに境内にも秋葉社の祠が3カ所に設置されている。飛地境内社の一つは薬師寺、高棚文化会館と道路を挟んだ隣接地にあり、敷地は65坪とかなり広い。祠の隣にある詰所前にはなぜか狸の焼き物が置いてある。もう一つの秋葉社は小学校近くの交差点角にあり、敷地の広さは約36坪。もちろん、狸の焼き物は置いていない。
島田裕巳著『なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか』によると、「秋葉権現を祀る秋葉信仰は、もともとは修験道系の信仰だったが、江戸時代に入ると、火災を防ぐ火伏せの神としての信仰を集めるようになる。中心は、静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社である」。
薬師寺と文化会館
小学校近くの秋葉社
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