2023年5月21日日曜日

パンのトラ安城店がカレーパン販売でギネス記録

 安城市安城町の「パンのトラ安城店」が5月20日、24時間で販売したカレーパンの個数でギネスの世界記録に挑戦した。挑戦は20日午後4時から翌21日午後4時までで、ギネス側から1万1894個をノルマとして提示されたという。記録達成後も挑戦時間内は販売するとしていたが、何と21日午前10時には「完売」と表示、駐車場には入れないようロープが張られていた。液晶表示パネルでは残り時間5時間47分29秒で1万5229個とあり、早朝にはギネス記録を達成したが、午前10時前にはまだ販売していたようだ。(残り時間は完売後も作動したようで、午前10時はもちろん、9時に販売していたかどうかも不明)

 ギネス記録挑戦では他の種類のパンを一切販売せずに、カレーパンだけを販売(1会計10個まで)。しかも、通常価格220円(税込)を150円(税込)の感謝プライスで販売。来店客にチラシを配布すると共に、中日新聞朝刊の西三河版に20日、21日にカラー広告を掲載してアピール。この結果、パンのトラファンなどに大反響となり、20日夜から深夜にかけて道路が大渋滞となり、店舗前には長い行列ができるほどとなった。夜、外食の後で車で様子を見に行った親戚家族によると、病院に向かう救急車両もなかなか動けないほどの渋滞となっていたため、諦めてすぐ帰ったという。

21日午前中にカレーパン完売

 パンのトラの公式ツイッターでは5月21日午前7:59分に次のようにツイートを行っている。「<おしらせ> 本日実施中のギネスチャレンジイベントですが、 予想を大幅に上回る反響いただきましてご用意しておりましたカレーパンの数量に達してしまいました  ただいまお並びいただいておりますお客様で販売が終了となりますので大変申し訳ございませんがご了承いただきますようお願い申し上げます」。

 そのツイートに対して「おめでとうございます」「なんとか買えました。美味しかったです」という書き込みのほか、「こんなに早く完売 ? それはないでしょう。わざわざ来たのに」という苦情もあった。個人的には、やはりもう少し販売を継続して欲しかったと思う。このほか、道路の渋滞に対する厳しい意見も目についた。

 また、公式ツイッターではカレーパンを「明日(23日)から東京の伊勢丹新宿店さんで販売します!」と発表した。常設コーナーが設けられるのか、どういう形で販売するのか気になるので、インターネットで調査してみたところ、伊勢丹新宿店の本館6階催事場で開催されるパンの祭典「ISEPAN!2023」にカレーパンを出店する予定で、常設コーナーではないようだ。会期は24日から28日で、ツイッターがツイートしている23日はカード会員特別招待日となっている。




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