3月中旬、学研プラス〈地球の歩き方御朱印シリーズ〉として『御朱印でめぐる愛知の神社』が発刊された。愛知県の神社約3千300社の中から、「御利益と御朱印が凄い」と評判の高いという神社100社をフルカラーで紹介している。最も多いのは37社の名古屋市で、次で岡崎市7社、豊橋市6社、一宮市、犬山市、知多市の5社、豊川市、豊田市の4社などとなっている。
安城市で紹介されているのは安城神社の境内社として昭和35年に創建された安城七夕神社だけで、宗教法人として独立運営されている神社は一切取り上げられていない。しかも、安城七夕神社は8月初旬の七夕まつり開催期間中と「期間限定or不定期で頂ける御朱印」として紹介。安城市内の神社の大多数を占める旧村社や明治川神社、大岡白山神社など旧郷社では、祭日、神事以外は宮司といった神職が不在で、境内の社務所は無人状態となっており、当然御朱印を授与するところはほとんど皆無と言える。
『御朱印でめぐる愛知の神社』では、安城七夕神社を日本で唯一「七夕」の名を持つ神社として紹介。「七夕まつり中は、ハート短冊に願いごとをしたため、参道の笹に結びます。幻想的な『竹灯籠』『願いごとキャンドル』はSNS映えバツグンで、恋愛運も気分も上がります!」と記載している。
ちなみに、隣の岡崎市で掲載されている神社は、伊賀八幡宮、岩津天満宮、上地八幡宮、岡崎天満宮、菅生神社、龍城神社、八幡宮。同じく隣の豊田市では足助八幡宮、挙母神社、猿投神社、八幡神社松平東照宮、刈谷市では市原稲荷神社、高浜市では春日神社、知立市では知立神社、碧南市では中山神明社、西尾市では伊文神社、久麻久神社、諏訪神社が取り上げられている。
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