三河一向一揆の拠点となった野寺町の本證寺は、梅雨明けが早まったことから内堀に植栽されているハスの花の開花も早まった。6月28日には山門に向かって右側の白い花がたくさん咲いていたが、1週間後の7月6日には左側の植えられている赤い花も数多く開いていた。ただし、前日まで3日間続いた雨天の中でピークを過ぎてしまったのか、ところどころで散ってしまった花も見られた。
本證寺のハスは外来生物の影響で一時消滅していたが、地元の有志によって「本證寺ハスの会」が結成され、平成25年(2013)に内堀のハスの再生に成功したという。例年は7月に入ってからが見ごろと言われているが、今年は6月27日が梅雨明けとなり、内堀右手の白い花は翌28日の朝にはたくさん咲いた。この白い花は7月6日の午前中にはすでにピークを過ぎた様子で、6月末時点より花の数は少なくなっていた。しかし、6月末には見られなかった鼓楼横の内堀のハスの白い花も数は少ないながら咲いていた。
ピークを過ぎた内堀の白い花 |
鼓楼を取り囲む内堀にハスの花 |
裏手のハスは花をほとんど咲かせていない |
なお、本證寺では7月10日の日曜日、午前9時から午後3時まで境内に出店などが並ぶ「ハスのマルシェ」を開催する。午後1時からはハス鉢即売会も行うという。
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