2022年9月21日水曜日

三河唯一の昆虫食自販機は美容院に


 イナゴやコオロギなど素揚げした昆虫食の自動販売機が増大しつつあるというが、まだ見たことのある人は少ないと思う。しかし、安城市にはこの昆虫自販機が三河地方で唯一置いてある。東明町のロードサイドにある美容室「イースタイル」の駐車場にあり、今年4月に設置されたという。目立つPOPを付けずに看板の横に置いてあり、ちょっと見には飲料水の自販機のようだが、よく見ると昆虫の名前の缶が並び、何とサソリ、タランチュラの名前まである。

 昆虫食自販機のプロデュースを行っている「セミたま」によると、低カロリー高タンパクの昆虫食を美容食として提案するため、イースタイルが美容業界で初めて設置した。また、来店客にインパクトのある自販機を楽しんでもらいたいとも考えているという。販売商品はサソリ、同2匹、同3種、タガメ、タランチュラ、虫焼き串、コオロギ、お試し価格のシルクワーム、シルクワーム、チョコバッタ、チョコシルクワーム、チョコスーパーワーム、ミルワーム、セミの幼虫、幼虫ミックス、バッタミックス、コオロギ&ワーム、スペシャルミックス、色々ミックス、タガメサイダー、お得パック、おたのしみ缶の22種類。

 最も高いのはサソリ3種の2700円で、タランチュラも2280円とかなり高額。最も安いのは、お楽しみ価格と表示してあるコオロギとシルクワームの600円。何が出るかわからない「おたのしみ缶」は1000円。セミたまによると危険な昆虫と考えられているサソリ、タランチュラが売れ行きはいいという。
全22種
サソリやタランチュラも並ぶ
透明な筒状容器に入った昆虫食パック

 昆虫食の味が全く予想できないため、今回高額商品をやめて、600円のコオロギ、シルクワームを試しに購入してみた。いずれも味のあまりないカリカリした食感であるが、個人的にはシルクワームの方が食べやすい気がした。イースタイルの自販機ではタガメ、タランチュラ、チョコシルクワーム、チョコスーパーワーム、バッタミックスが売れ切れとなっていたので、売れ筋商品となっているかもしれない。次はサソリやタランチュラをぜひ試してみたい。

食べやすいシルクワーム
コオロギ









 

0 件のコメント:

コメントを投稿

ららぽーと安城のテナント187店舗を先行発表

  三井不動産は安城市大東町に開発中の商業施設名を「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」に決定、来年4月に開業すると発表。同時に、全テナント約210店舗中187店舗を先行して明らかにした。敷地面積は3万1900坪で、地上4階建ての店舗棟(3階までが店舗)と3棟の地上6階建て立...