10月15日、「赤松町ふれあいコスモスまつり」が赤松町内の満開となったコスモス畑で開かれた。町内のコスモスは環境保全型農業への取り組み(地力増進・景観形成作物の作付け)を進めるため、安城市を通じて国から助成金が交付されたのをきっかけに作付けが始まり、昭和59年からコスモスまつりも開催されてきた。町内のコスモス畑は2ヶ所ある畑を1年ごとに交互に作付けているもので、昨年はリサイクルプラザの西側、今年は安城高校前交差点付近の県道45号線沿いの畑を使った。
コスモス畑は赤松町内会と赤松環境保全会が取り組んでいるもの。実際に作業を行なっているのは営農組合を中心に構成する赤松環境保全会で、同会は助成金が交付されたのを機に組織したという。コスモスまつりでは、町内会役員が中心となって臨時駐車場の設営・誘導、来場者受け付けを行うと共に、子ども向けイベントの実施にスタッフとして協力した。子ども向けイベントでは、隣の畑に植えた枝豆のもぎ取りを自由に楽しんでもらうと共に、コスモス畑内の通路にクイズを印刷した6個の看板を立て、全問正解者にプレゼントを進呈した。
畑の通路では子ども向けクイズ |
過去のコスモスまつりの写真も掲示 |
隣の畑で子ども向けに枝豆もぎ取り |
コスモス畑にはいくつかの楕円状の通路が設けられ、じっくり花を鑑賞できるように工夫。まつり前日の14日には、通路の中で大きなカメラを肩に下げた数人のグループが写真撮影を行なっていた。畑を見下ろせる道路沿いには過去のコスモスまつりの様子を写した写真画像を並べた看板も設置していた。その写真を見ると、かつて大村県知事や七夕祭りキャラクターの着ぐるみが来場、紙飛行機大会なども開くなど、かなり盛大な催しだったことが分かる。ひまわりは10月末までは咲いているというが、町内会役員によればピークを過ぎれば花を切って持っていく人が増えるという。
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