観覧車の数は142基(9月13日時点)で全国的に減少しているが、愛知県には全国最多の13基がある。9月16日付朝日新聞で「愛知県が観覧車王国のナゾ」という見出しのコラム記事を掲載、税収の豊かな自治体や多いことや派手好きな県民性が観覧車の多い理由に挙げている。豊かな自治体が多いことから、県内にある観覧車のうち6基は市営や県営の公園などに設置され、料金も大半は500円以下で、最も安いのは100円と説明している。
堀内公園は安城市制40周年の記念事業として平成4年にオープンした。総面積5.9haの敷地内は “花とみどりとメルヘン” をテーマに構成、豊かな自然に囲まれた中に子ども向けのさまざまな遊具も配置されている。観覧車は公園のシンボルとして設置されたもので、高さ35メートルと新幹線から眺めることもできる。4人乗りのゴンドラは24台あり、約8分で1周する。料金は100円と格安で、3歳以下は無料(小学生未満は大人の同乗必要)。
ゴンドラ下に見える公園 |
窓越しに見える田園地帯 |
この堀内公園の観覧車は独特のタイプで、外周に24個の小さな輪っかが付いており、24個のゴンドラはその小さな輪っかにぶら下がっている。しかも、小さな輪っか、ゴンドラともイエロー、ブルー、グリーン、レッドの4色が3個ずつ連なり、ゴンドラも卵型と非常にカラフルな可愛いデザイン。ゴンドラに乗ると近くに高い建物がないため、上昇すれば遠くまで見渡せる。周りは田んぼ、住宅だが、市街地の方を向けば走っている新幹線車両も見られる。
座席から見える隣のゴンドラ |
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