2022年10月22日土曜日

ダイソー「Standard Products」が愛知県に初出店

  100円ショップを展開する大創産業(本社広島)は10月21日、良質な日用品を集めた新業態「Standard Products」を愛知県に初出店した。名古屋駅前の商業施設・近鉄パッセ6階に出店したもので、続いて10月28日にはイオンモール常滑にも出店する。名古屋の近鉄パッセ店はダイソーの入っている6階に出店、売り場面積は約75坪。東海地域初進出となった岐阜県のイオンモール土岐店(130坪)よりちょっと小さく、立地もダイソー奥とあまりよくない。店内に設置したセルフレジでは、ダイソーで販売している商品も一緒に会計処理できるようにしている。

 Standard Productsは “ちょっといいのが、ずっといい”をコンセプトに、良質で心地よい商品を長く使いたいというニーズの高まりに応えるブランドで、環境に配慮した商品開発や店づくりを目指している。2021年3月に東京・渋谷に1号店をオープン。その後、東京・新宿、銀座、吉祥寺、さらに大阪、京都、兵庫、神奈川、広島などにも次々出店、今年5月には初の海外店舗をシンガポールにオープンした。愛知県には出店が遅れていたが、10月に名古屋駅前だけではなく常滑市にもオープンすることから、今後三河地方への出店も期待される。

近鉄パッセ入口でStandard Products開店告知

食器など生活雑貨がずらり

平台にアウトドア用品

 取扱商品は300円(税抜)が中心だが、関市で製造したナイフ、包丁などのように1000円台の商品も扱っている。商品は約2,000品を揃え、今後も毎月約100品を展開していく予定。新店舗オープンを記念して、税込1,200円以上お買い上げの来店客、各店先着600人に間伐材を使用したひのきのスマホスタンドをプレゼント。近鉄パッセ店では午後5時前にはまだプレゼント商品が残っていたが、その後会社帰りのOLが次々と来場、レジも列ができてきたので、確実に1日だけで600人は超えたと推測できる。

 なお、10月28日にオープンするイオンモール常滑店はモールの1階に出店するもので、売り場面積は約113坪。11月には三重県に初進出し、11日にイオンモール鈴鹿の1階に出店する。売り場面積は約91坪。近鉄パッセ店の店内写真撮影は銀座店同様に自由で、SNSで商品紹介など行って欲しいとスタッフは語っていた。

東京・下町工場製の高級鉛筆も



  

0 件のコメント:

コメントを投稿

ららぽーと安城のテナント187店舗を先行発表

  三井不動産は安城市大東町に開発中の商業施設名を「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」に決定、来年4月に開業すると発表。同時に、全テナント約210店舗中187店舗を先行して明らかにした。敷地面積は3万1900坪で、地上4階建ての店舗棟(3階までが店舗)と3棟の地上6階建て立...