ソロキャンプが注目を集めているが、手軽にソロキャンプやバーベキューが楽しめるデイキャンプ場を備えた公園が刈谷市にある。それが猿渡川すぐ南の半城戸西町にあるミササガパーク。デイキャンプ施設の利用時間は午前9時から日没までで、使用利用無料、予約も不要(場所取り禁止)と、誰でも手軽に利用できるようになっている。
ミササガパークは猿渡公園(さわたりこうえん)が正式名称だが、姉妹都市であるカナダのミササガ市との友好提携20周年を記念して2001年に整備された。刈谷市によると、人と人の触れ合いを基本とした「森・草原・花」という整備テーマで、公園の中央部に草原の広場(野芝)を配置し、北西部の外周には針葉常緑樹・広葉常緑樹などを中心に植栽、また休憩所、トイレなどの施設をログハウス調にしており、全体がミササギ市をイメージできるような公園になっている。原寸大のカヌーに乗った熊の立体アート作品も設置されているが、これはカナダ人アーティストの制作したもので、ミササガ市から寄贈されたという。
カナダから寄贈されたカヌーと熊のアート |
デイキャンプ場は北西部の常緑樹が植栽されているエリアにあり、野外卓(最大10人利用可)が10カ所に設置されている。野外卓はかまどはないがバーベキューにも利用でき、エリア内には屋根付きの共同炊事場が設置。平日にはバーベキューをしている家族や集団はいなかったが、テントを張って1人でキャンプを楽しんでいる男性はいた。遠方のキャンプ場に行かなくても、市街地に近い刈谷市内で手軽にソロキャンプが楽しめることを初めて知った。また、日常的にミササガパークをデイキャンプ場として利用している人がいることも認識した。
北米が原産地のアメリカフウも |
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