充実したモーニングサービスが特徴の名古屋発祥のカフェチェーンは、全国展開しているコメダ珈琲店のほか、支留比亜珈琲店(シルビアコーヒー)、珈琲屋らんぷ、コンパルなどがある。このうち、西三河に店舗を構えているのは支留比亜珈琲店、珈琲屋らんぷ。支留比亜珈琲店は刈谷市井ヶ谷町、珈琲屋らんぷは安城市桜井町、岡崎市中島町、豊田市本新町に出店している。また、珈琲屋らんぷには知立店と西尾店もあったが、両店とも現在は「わらく珈琲」に店名を変更、ウェブサイトの店舗リストから削除されている。フランチャイズ契約をやめたとみられるが、なぜか店づくり、メニューは珈琲屋らんぷ時代と変わらないようだ。
西三河で唯一の支留比亜珈琲店チェーンの刈谷井ヶ谷店は、刈谷ハイウェイオアシス北の県道沿いに出店している。屋根に飾り煙突を配したログハウス風造りで、道路側のほかに裏にも駐車場を設置、合わせると50台くらい止められる。しかし、平日でもモーニングサービス提供時間帯には満車状態になるほどの人気。モーニングサービスは午前11時までに注文したすべての飲み物にトーストとゆで卵が付くオーソドックスなものだが、追加メニューで小倉(プラス100円)、ジャム(同)、ミニサラダ(プラス150円)も用意。ブレンドコーヒーは、焙煎業者がブレンドした豆を独自の粗さに挽いてコクのあるコーヒーを抽出しているという。
天井の高い店内はスペースをゆったり取って座席を設けているのが特徴で、ガラスの仕切りで覆った広い喫煙ルームも設置。くつろぎながらいろいろな情報にも触れられるよう、日刊紙は中日新聞、中日スポーツのほかに日経、朝日など大手全国紙を網羅し、週刊誌も多数揃えている。喫茶チケットは9枚綴りで3700円。
追加メニューもあるモーニングサービス |
コーヒーチケットは10枚綴り3800円とかなりのサービス価格。すべてのメニューに1枚440円分として使え、しかも知立店、西尾店で共通利用が可能。店舗は店内ガラス面に沿って日本庭園が作られ、落ち着いた雰囲気の空間づくりが特徴。また、雑誌・新聞棚では中日新聞、中日スポーツのほか、大手全国紙を網羅し、流通専門の日経MJまで並べている。
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