2023年3月19日日曜日

県議選安城市選挙区の定員2人に3人立候補

 

 統一地方選挙の前半で行われる愛知県議会議員選挙に向けて、安城市内に候補者ポスターの掲示板が設置された。愛知県議選は県内の55選挙区に分かれて、3月31日に告示、4月9日投票の日程で行われる。安城市選挙区は定数2人で、ポスター掲示板の枠は6人分用意されているが、もちろん6人立候補するわけではない。これまで無投票が常態化してきたようだが、今回は全員当選というわけにはいかない3人が立候補を表明している。

 NHKニュースWEBによると、3月1日に名古屋国際会議場で開かれた説明会には、愛知県議会議員選挙(定員102人)に立候補を予定している147の陣営から関係者が出席した。また、立候補の届け出に必要な書類に不備がないか確認する事前審査が、17日からそれぞれの選挙区で始まったという。立候補予定者説明会に出席したのは、県選挙管理委員会の資料を見ると定員2人の安城市選挙区では2人。西三河では、定員2人の刈谷市は4人だが、定員2人の西尾市が2人、同1人の碧南市が1人、同1人の高浜市が1人、同5人の豊田市が5人と無風状態となっている。

 説明会は出席陣営の立候補予定者も公表されており、安城市選挙区では名前が記載されているのは現職の今井隆喜氏(自民党)と新人の稲垣退三氏(無所属、アイシン社員)。しかし、説明会に出席しなかった元安城市議・永田あつし氏も3月13日のブログで県議選への出馬を表明した。その理由として、市長選挙で応援してもらった人たちへの期待に応えること、「無投票による県議会議員選挙が常態化し、32年間も続いている大きな力中心の、安城の古い政治体制」からの脱却などを挙げている。


 新田町の安城総合運動公園の駐車場前には、安城市議会選挙のポスター掲示板が設置されていた。令和5年4月23日執行と書いてあり、今年行われる市議選の掲示板なのは確かだが、候補者のポスターが18枚しか貼れない。2月23日付中日新聞では、立候補者説明会には定数28人を大幅に上回る40陣営が出席したという。ポスターが18枚しか貼れないと何と定数にも満たないことになる。ちょっと辻褄が合わないので、これから県議選用に転用する計画かもしれない。

安城総合運動公園のポスター掲示板


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