全国の市区町村議会に朝日新聞がアンケート調査、1月時点の議員報酬がどうなっているか探り、4月21日付の三河版に愛知県内の市町村議会の月額議員報酬を一覧表にして掲載した。それによると最も高いのは名古屋市の84万7千円で、最も低いのは豊根村の15万9千円で、何と5倍以上の開きがある。記事では「超村する議員」と言われるほど低い大治町議の報酬(29万5千円)に触れて、「入庁から10年未満の役場職員並みだという。大治町では政務活動費や議会出席の交通費などの費用弁償もない」と書いている。
西三河地方の市議会月額議員報酬は、豊田市が64万2千円、岡崎市が61万4千円、刈谷市が48万7千円、安城市が48万円、西尾市が45万5千円、碧南市が44万8千円、知立市が40万5千円、高浜市が36万1千円。このうち高浜市の報酬は愛知県の市議では最も低く、豊田市議と比べると28万1千円も低い。同市は今回の市議選で定数を2人削減したが、その理由の一つとして「なり手不足が挙げられていた」と中日新聞。やはり、報酬が低いことが議員のなり手不足につかがっているかもしれない。
安城市の月額議員報酬は48万円と豊田市、岡崎市より低いが、西尾市、碧南市、知立市などよりかなり高い。単純に年額にすると576万円になり、政務活動費36万円(会派に属さない議員)を加えると600万円を超える。しかし、ちょっと秘書を雇うのは無理そうな金額なので、1人で地道に政治活動するしかないと思われる。
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