ローソンが愛知県の店舗限定で、4月4日から店内淹れたてコーヒーのサブスクリプションサービスを開始した。さっそく安城市内ではなく、隣接する碧南市の碧南相生三丁目店で利用権を購入してみた。同店は昨年8月に“LAWSONマチの本屋さん”として営業を開始した書籍売り場併設ローソンで、日販と提携しているだけあり面出し陳列で村上春樹の新刊も並べていた。
コーヒーのサブスクサービスは、110円(税込)のマチカフェコーヒーS(アイス/ホット)1カ月分(1日1杯)を1500円で購入できるもので、サービス名は「マチカフェプライム」。毎日1日1杯飲むと1カ月で3300円かかるので、1800円も得になる。利用できるのは店内淹れたてコーヒーを展開する約620店舗。利用券販売期間は6月25日までで、利用期間は4月16日から7月31日まで。すぐコーヒーが飲めるわけではなく、毎月11日~25日の利用券購入で翌月1日~月末まで飲め、毎月26日~翌月10日の利用券購入で翌月16日~翌々月15日まで飲める。
利用方法は、① 愛知県内のローソン店舗でローソンアプリのデジタル会員証を提示して利用券を購入 ② 利用期間中、1日1回ローソンアプリに配信される当日(0時~24時)のみ利用可能なクーポンを店頭で提示してコーヒーを購入する。利用に当たっては、事前にローソンアプリとPontaカードまたはdカードとの連携が必要となる。マチカフェコーヒーS(アイス/ホット)以外の商品も差額の支払いで利用できる。
ローソンによると、このマチカフェプライムは愛知県内に限定した実証実験。「物価高騰が続く中で、習慣的に毎日飲用される方が多いコーヒーをお得にご購入いただけるよう、本実験でご利用ニーズやサービスの仕様などの検証を行い、全国への拡大を検討してまいります」。カフェ利用者の多い愛知県の実験いかんでは全国展開はなくなるかもしれない。
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