刈谷日劇で刈谷市出身の映画監督・前田直樹監督作品「マリッジカウンセラー」が6月2日から再上映されているが、日曜日の4日、映画上映後に前田監督と主演の渡辺いっけいが舞台あいさつを行った。前田監督はこのほど地元の魅力の情報発信を手伝う刈谷市広報大使に就任したが、舞台あいさつには同級生など地元関係者も多数参加していた。
マリッジカウンセラーは、昔ながらの結婚相談所の仲人たちの奮闘を笑いと涙を交えて描いたハートフル・コメディ。全編を渡辺いっけいの出身地である豊川市を中心に、蒲郡市、岡崎市など愛知県で撮影しており、昨年秋に愛知県内で先行上映された。全国で封切られたのは今年1月からで、刈谷日劇では昨年10月28日から30日まで先行上映、3日間とも前田監督が舞台あいさつを行ったという。
今回の再上映の舞台あいさつには、前田監督だけでなく、渡辺いっけいも参加したことから、豊川市のホテルに宿泊して愛知県ロケに挑んだ撮影秘話なども紹介された。特に印象深かったのは、1日で撮影した料亭のシーン以外は、時間経過通りに撮影が進んだことから、俳優は時間経過の変化を表現しやすかったという言葉。渡辺いっけいが演じる昭和オヤジが徐々に変化していく姿が観客に訴えかけてくるのも、こういう撮影方法がプラスに働いたとみられる。
ビルの入口でも前田監督の舞台あいさつ告知 |
観客がこぞってスマホで記念撮影 |
マジックカウンセラーは全編を愛知県で撮影したが、このロケ地をまとめたリーフレットを愛知県フィルムコミッション協議会が作成、蒲郡市観光案内所などで無料配布していた。また、刈谷日劇の入るビル階段には中日新聞に掲載されたロケ地マップも張り出している。
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