昨年9月に「DCM」に店名を統一したDCMカーマは、刈谷市に本社を構えて東海地方を中心に店舗展開している。特に愛知県には店舗数が多く、工具金物専門店のホダカを除くと現在、78店舗が営業している。このうち、安城市東栄町の旧東海道沿いに店舗を構えるDCMアットホーム(旧DCMカーマアットホーム)東栄町店が7月19日に閉店する。7月に入ったら分からないが、今のところ閉店セールなどを行う兆しはなく平常通りの営業となっている。
ウィキペディアによると、DCMカーマの店舗の構成は通常のホームセンター(カーマ)、2500坪以上の大型店(カーマ21)・300坪程度の小型店(カーマアットホーム)・工具金物の専門店(ホダカ)・ホダカに建築資材などを加えたカーマプロ。東栄町店は小型店業態のアットホームで、近隣住民をターゲットにした小商圏のホームセンターとして営業していた。このため、熱心に通ってくる地元固定客も多く、閉店告知の看板を見てスタッフと閉店を惜しみ合う来店客が目に付いた。
このアットホーム東栄町店が閉店しても、安城市内には赤松店、福釜店、安城店(池浦町)、住吉店の4店舗があり、他のホームセンターは進出していないので、依然としてDCM独占状態は続く。東栄町店入り口に設置された閉店告知看板では、閉店後の対応は名鉄新安城駅前の住吉店で対応するとしている。ちなみに、この看板では「諸般の事情により、閉店させていただくことになりました」と記載してあり、閉店理由ははっきり明記していない。再開発計画地でもないので、やはり店舗の業績が厳しい状況にあったとしか考えられない。
小型店業態は西尾市のアットホーム一色店、幸田町のアットホーム幸田店、新城市のアットホーム鳳来店、アットホーム長篠店が営業中であり、愛知県内のすべての小型店がなくなるわけではない。
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