あんかけスパゲティ店「パスタ・デ・ココ」は、看板を「スパゲティハウス」と分かりやすく変更、東海3県以外への出店を再開するという。11月12日付中日新聞の1面に紹介されたもので、実は同店はCoCo壱番屋(本社一宮市)がカレーに次ぐ第2ブランドをつくろうと2003年に一宮市に初出店、東京など愛知県外にも積極的に出店した。しかし、あんかけスパは地元以外では馴染みが薄く、2年前には東京などから撤退。今回の全国展開再挑戦では、あんかけスパ以外のスパゲティメニューも充実し、11月14日に姫路市に関西1号店を出店する。
現在、パスタ・デ・ココは東海3県だけで28店舗が営業しているが、西三河では安城新田町店、豊田前山町店の2店舗しかない。このうち安城新田町店は安城市総合運動公園近くの丸亀製麺斜め前にあり、すぐ隣が広い駐車場を備えたセブン-イレブン。看板には大きく「あんかけスパゲティ」とあり、新看板「スパゲティハウス」はもちろん使われていない。
「あんかけスパは太麺とスパイシーでとろみのあるあんが特徴だが、地元以外ではなじみが薄く『あんかけって中華じゃないの?』と疑問を抱く人も多かった。葛原守社長は『食べなれないものだったので、そこまで受け入れられなかった』と振り返る」(中日新聞)。新装店舗では、あんかけスパと鉄板ナポリタンを軸にしたメニューは変えないが、新たにペペロンチーノやクリームスパーなども加え、さらにメニュー表であんかけスパが何かをしっかり説明していくという。
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