会員制大型量販店「コストコ」商品を大量購入して転売する「コストコ再販店」が全国各地に続々オープンしている。コストコは卸売り販売(ホールセール)の名称の入った「コストコホールセール」が社名で、小売店やネット販売業者、レストランなどの小規模ビジネス客もターゲットにしており、再販店の利用も拒否していないという。再販店はコストコの法人会員(ビジネス会員で年間4235円、エグゼクティブ・ビジネス会員で年間9900円)となって商品を購入、パッケージなどを小分けして、だいたいコストコより2-3割高い価格で販売している。
西三河では、10月27日に豊田市大清水町に「COCOMART(ココマート)豊田店」がオープンし、11月23日には安城市美園町に「N-stock(エヌストック)」がオープンした。豊田市の
ココマートは滋賀県甲賀市の本店に続いて出店した2号店で、駐車場50台を備えて、「東海地区最大級」の再販店とアピールしている。一方、安城市のエヌストックは駐車場5台を備えた個人経営の小型店。
エヌストックの場所は県営依佐美住宅、みその保育園並びにあるブラジル食材店「Ponto Brasil」隣。「ないとうインテリア」の看板の掲示された建物の一角に出店したものだが、インテリアショップはすでに営業していないようだ。入り口前の看板ではコストコのロゴマークと共に「コストコ商品販売中」の文字を掲示。店内では食品を中心に生活雑貨なども扱っているが、まだ商品量はそれほど多くない。仕入れ日の翌日(月曜か木曜)にはパンも販売するといいう。営業時間は午前11時から午後7時まで、水曜・日曜定休。
隣にはブラジル食材店 |
N-stockのインスタに掲載の店内画像 |
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