コストコ商品の再販店が各地にオープンしているが、西三河では最も規模の大きい店舗が10月27日にオープンした豊田市大清水町の「COCOMART(ココマート)豊田店」。業務用スーパーの撤退したマンション「フリックス上豊田」1階に出店したもので、“東海地区最大級”のコストコ再販店とアピールし、店舗前と裏に合わせて50台止められる駐車場を備えている。
同店は滋賀県甲賀市にある「ココマート甲賀本店」に続く2号店で、本店はもともとスーパーとして営業していた店舗を業態転換、売り上げ増に結び付けたという。10月27日にニュース配信した東海テレビでは、オーナーの「売り上げは3倍くらいになったんじゃないかな。60代以上の方がメーンの商圏だったんですけど、若い方にも来ていただくことができるようになりました」というコメントを紹介している。
また東海テレビではコストコから商品を仕入れて販売するココマートの特徴を次のように説明した。「コストコは大容量の食品などが定番ですが、この再販店では小分けで買うことができます。会員制のコストコでは、最も安いタイプでも年会費4840円がかかりますが、ココマートならタダです。豊田市は愛知県と岐阜県にあるコストコの店舗から車で約1時間かかるため、ガソリン代の節約もできます」。
入り口には人気のパン類が並ぶ |
当初は行列ができるほどの賑わいだったというが、12月初めに来店した時は通常の小型食品スーパー並みの客数だった。特に人気を集めていたのはアンパンやクロワッサン、ベーグルなどパン類で、冷凍食品棚、ポテトチップス、チョコレートなど菓子類も見て回る客が多かった。ただし、洗剤、トイレットペーパーなど日用品の方はちょっと人が流れていない感じがした。安城市美園町のエヌストックに置いてあった中村屋のレトルトカレーなどは販売しておらず、店舗の規模だけでなく、コストコ再販店は商品のセレクト力が問われるような気がした。
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