12月14日付「しんぶん赤旗」に、碧南市・禰冝田(ねぎた)政信市長の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との深い関係が碧南市議会で追及と報道された。共産党市議から追及されたのは、同市長が旧統一教会の韓鶴子総裁の「ご加護を感じる毎日」と発言する動画があることで、2021年6月付の旧統一教会イベントの記録とみられるという。
記事によると、3分あまりの映像の中で男性は、自身が碧南市長を務めていることを明言しながら、「19歳の時に幸運にも家庭連合の教えに出会い…以降50年間以上今日まで神霊と真理に導かれながら毎日を送っている」などと発言。「1982年6000双の祝福家庭になることができ」たとして、集団結婚式で結婚したことも明かしている。
また、記事では全国弁連が10月に禰冝田市長宛てに公開質問状を送付したことも報道。そこでは「政治家が統一教会と関わることの問題性として、統一教会により、自分達の活動が社会的に承認されており、問題のない団体であるという『お墨付き』として利用される」と指摘、協会との関係などを問うた。これに対して、同市長は「公務とは一切関係ない」などと回答しているという。
なお、禰冝田市長は2020年4月に無投票で4選され、来年4月に行われる市長選にも出馬する可能性は高いとみられる。11月28日に行われた記者会見で、同市長は自身と教団との関係について「個人の政治活動の中でやっていること。市民も承知の上で私を選んでいる」と述べ、問題がないとの認識を改めて示した(毎日新聞)。ほとんどの碧南市民は旧統一教会に寛容で、ちょっと納得できないが、禰冝田市長が信者だと広く認めているということのようだ。
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