2024年1月11日木曜日

入場料必要な日販の本屋「文喫」が4月名古屋に開業

 日本出版販売と子会社のひらくが運営する入場料の必要な本屋「文喫」は4月23日(火)、愛知県名古屋市中区の複合施設である中日ビル2階に「文喫 栄」をオープンする。文喫3店舗目となる文喫栄は、これまでの2店舗(六本木、福岡天神)と比べて圧倒的な広い約370坪の大規模店舗となる。地元・名古屋に根付く喫茶文化に対応、「本屋と大喫茶ホール」をテーマに喫茶体験を通じた新たな本との出会いや嗜み方を提供していくという。

 店舗は162席の座席を有する広々とした大喫茶ホールで一点一点選書した約3万冊の書籍を揃え、自分に合った様々な空間で本を楽しんでもらう。さらに、おかわり自由のドリンクサービスも、こだわりの珈琲、紅茶といった豊富なラインナップを用意。また、入場料なしで気軽に買い物を楽しめる本屋エリアも設置、文喫ブックディレクターの独自視点で選書した様々なジャンルの書籍を並べると共に、企画・ポップアップスペースを併設、文具や雑貨、食品など書籍と併せて提案したい商品を幅広く販売する。

 4つのエリアに156席の座席を擁し、食事やデザートを楽しめるほか、仕事や勉強など自由に過ごせる有料喫茶スペースの大喫茶ホールエリアは、次の各エリアから構成する。エリアAは「読居 嘴広鸛-ハシビロコウ-」で、一人で本とゆっくりと向き合える、書斎のような空間。珈琲を片手に一日中、本の世界に浸ることができる。エリアBは「喫茶 セントラルサニー」で、友人と会話をしながら本を楽しめる、どこか懐かしい雰囲気の喫茶空間。喫茶カウンターでは文喫栄でしか味わえない喫茶メニューを注文できる。エリアCは「POP UPスタンド COFFE-コッフェ-」で、大きな窓から久屋大通公園が一望できる、開放的なカフェ空間。小上がり席にて親子で絵本を読んだり、アート本を大きく広げて見たり、のびのびと過ごすことができる。

 このほか、エリアDは「WORK&STUDY DENGEN」。本を傍らに集中とリラックスの時間を過ごせる空間で、仕事のアイデアを本に求めてみたり、勉強の息抜きに漫画を読んでみたりと、本との出会いによって作業が捗る、仕事や勉強に最適な空間。全席に電源と、打ち合わせにも対応可能な会議室スペース、個室ブースも完備している。

 併設のPOP UPスタンドには、様々な飲食店が出店予定。4月の開業時には、愛知県岡崎市のコーヒースタンド「TERAKADO COFFEE」が出店し、できたてクレープなど、子どもから大人まで楽しめる美味しいデザートをご提供するという。


 ■店舗基本情報

住所   :愛知県名古屋市中区栄4丁目1番1号 中日ビル2F

営業時間 :7:30~21:00(L.O. 20:00)

      ※物販は10:00~20:00

      ※諸般の事情により、営業時間が変更になる場合がございます。

席数   :162席

休業日  :1月1日、6月第4営業日 ※中日ビル休館日に準ずる。

ウェブサイト:https://bunkitsu.jp/news/sakae_release/

運営会社  :株式会社ひらく


 ■文喫について

 文化を喫する、入場料のある本屋。2018年12月に六本木に1号店をオープンし話題となり、2021年3月には福岡天神に2号店を出店。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで、数万冊の書籍をブックディレクターが1点ずつセレクト。来店されたお客様の新たな興味の入口となる偶発的な本との出会いを提供する。


0 件のコメント:

コメントを投稿

安城コロナワールドでベッソン監督『ドッグマン』を

     安城市の複合娯楽施設「安城コロナワールド」にあるシネマコンプレックスで、リュック・ベッソン監督のアクション映画『ドッグマン』を観た。同シネマでは「重低音×振動シアター」大きく宣伝しているが、たまたまドッグマンがこの設備をそなえスクリーンで上映されていた。このため、安城コ...