プロバスケットチーム「シーホース三河」のホームとなる新アリーナが新幹線三河安城駅前に計画されているが、 シーホース三河、アイシン、安城市は、多目的交流拠点としての新アリーナに向けた “TIP OFF ! ” イベントを開催した。7月25日午前10時から約2時間、「アリーナのわくわくを、みんなのワクワクに。」として、安城市御幸本町のアンフォーレで開いたもので、市民ら約250人が参加した。
三河安城駅前のシーホース三河新アリーナは、アイシン安城工場が榎前工業団地に移転(2024年末の予定)した跡地に建築を計画しているもの。シーホース三河、アイシンが建設し、安城市と包括連携協定を締結、公民連携で多目的交流拠点としてのアリーナ実現に向けて協議を進めており、5千席規模のアリーナをきっかけに交流人口、関係人口の増加や賑わいの創出を狙っている。
“TIP OFF ! ” イベントでは、三星元人市長、シーホース三河寺部康弘社長があいさつ、一般財団法人民間都市開発推進機構(MINTO機構)渡邉浩司氏の司会で、Bリーグ チェアマン島田慎二氏、シーホース三河のシェーファーアヴィ幸樹選手が登壇、アリーナのあり方、アリーナを中心とした街づくりなどについて語り合った。三星市長は冒頭のあいさつで、アリーナはバスケットボールの試合がない時は、演劇やコンサートなどにも使われる。三河安城駅前に計画されているアリーナは、安城市の大きな財産になる」と語った。
冒頭で安城市三星市長が挨拶 |
26日付中日新聞三河版は同イベントを取り上げ、「三河安城で地域の活性化を取り組む市民らが登壇し、『一緒に地域を盛り上げていきたい』、『アリーナ完成を機に、周辺に賑わいが生まれたら』などと意見を出し合った」と記載している。
BリーグのB1クラブは平均4千人入場者数計画