2023年3月5日日曜日

ウクライナウォッカ「ディスティルNo9」初回輸入分完売


  酒販事業を展開する高浜市の運送会社エーアイエスは、日本初輸入となるウクライナ産ウォッカ「Vodka Distil( ディスティル)No9」の初回輸入分が2月末で完売したと発表した。同ウォッカは構想から9カ月後の昨年末、中部空港にボトル576本が到着、1月24日から自社ネットショップ「たまにわ酒店」で販売開始していた。販売にあたっては安城市の一般社団法人ウクライナ人道支援ジャクユーサポート葛西孝久代表理事が仲介、日本への輸入を実現した。

 エーアイエスのウェブサイトによると、ディスティルNo9 はウクライナ全土で生産されるウォッカの2%にあたる小麦のみを原料でつくられ、丁寧に濾過されたクリアーな味わいの中に繊細な麦の香りを持つ、スモールバッチで生産されているプレミアムウォッカ。。アルコール度数は40度で、容量700ml。小売価格4,680 円(税込)。飲み方として、安城市の「ミクソロジーバー ラトリエ」のオーナーバーテンダー考案のカクテル3種類を提案している。

 ネットショップたまには酒店では、「1月24日より販売を開始したウクライナ産ウォッカDistil No9ですが、皆さまの応援を頂き初回輸入分が完売となりました。誠に・・・誠にありがとうございます!!! 次回発注はすでに完了し、停電を乗り越えながら日本に向けて生産を開始してもらっています。戦火の拡大による遅延が無ければ、次回入荷予定は4月上旬頃の予定です」と記載。次回輸入分の予約も開始している。

 ネットショップたまには酒店  https://tamaniwa-cellars.com/

twitterで駐日ウクライナ特命全権大使もPR


2023年3月4日土曜日

安城市歴博で雛人形が再現する三河一向一揆

 

 安城市歴史博物館はNHK大河ドラマ「どうする家康」に合わせ、2月4日から3月19日まで「特別展 家康と一向一揆」を開催、関連イベントとしてロビーで「歴博福よせ雛」を開いている。大河ドラマで3週にわたって放映された三河一向一揆を約150体(中日新聞)-約200体(安城ホームニュース)のひな人形で再現、野寺町の本證寺での戦いなどが細かく描写され、見学無料、写真撮影やSNSで情報発信も自由ということもあって入館者に人気を集めている。

 福よせ雛は「家康と一向一揆エピソード集」として、本證寺の山門前で住職の空誓と境内に捜索に入ろうとする当時西尾城主の酒井正親が対峙する場面、一揆方に加勢していた家臣の土屋長吉重治が家康の窮地を救ったという上和田の戦いの場面、門徒武士たちが本證寺に忠誠を誓う連判状をしたためている場面などを再現。さらに、安城市の小川安政の地(現小川町)で円光寺住職の順正が本證寺住職空誓の身代わりとなって、丘の上から身を投げたエピソードも挿入。同場面近くに立ち小便中の浪人がいるが、鷹狩りの家康が谷を挟んでいるのに自分に向かってしていると腹を立てたため、浪人が寺に逃げ込んだ場面を表しているという。

本證寺正前に空誓、門の傍に本多正信
家康と本多忠勝、酒井正親ら家康軍
丘の上から身を投げる円光寺順正

 各エピソードの中では家臣がどちら側についたかも表示され、学術資料展のような特別展より分かりやすいと見入っている来場者も目に付いた。ただ、人数が絞り込まれ、一向宗側についた家臣として再現されているのは本多正信、蜂屋貞次のみで、家康側の家臣も再現されているのは石川数正、本多忠勝、酒井正親だけなのはちょっと寂しい。このほか、エピソードに全く関係なく、家康が尊敬する祖父の松平7代・清康、松平5代・長忠、松平3代・信光も特別に登場している。

 2月25日付中日新聞によると、福よせ雛は「使い終わったり古くなったりして不要となったひな人形を活用し、馬や衣装などの小道具は職員が手作りした。構想から半年をかけたといい、同館の井上宗一郎さんは『一向一揆のことを、気軽に楽しんでもらいながら学んでほしい』と説明した」。

本證寺に忠誠を誓う連判状をしたためる
家康の尊敬する祖父の松平清康




2023年3月1日水曜日

美術工芸品陳列するコメダ安城福釜店開業

 

 JA直売所でんまぁーと安城西部斜め前の県道47号岡崎半田線沿いに2月26日、喫茶店チェーン「コメダ珈琲店安城福釜店」がオープンした。釜ヶ渕西の交差点隣で営業していた中華料理店・桃源楼が撤退した店舗をリノベーションすると共に、隣の敷地も使って駐車場を2倍に広げて出店した。また、店舗の脇には「たぶんコメダで2番目」と記載している無料で利用できるドックランスペースも設置している。

 コメダ珈琲店は名古屋市に本社を構えるコメダホールディングスがチェーン展開しているもので、現在全国に940店舗を数える。安城市内では朝日町の安城店、錦町の安城末広店、今本町の安城今村店の3店舗あり、安城福釜店は4番目になる。店舗の大半はフランチャイズで、安城市内の店舗もすべてフランチャイズ店とみられる。店内ポスターに「当店にはお兄ちゃんがいます」と安城店の名前を記載、コーヒーチケットが共通で使えることをアピールしており、安城店のフランチャイジーが福釜に2店舗目を出店したようだ。

(右から)北大路魯山人、加藤唐九郎らの作品
花瓶など人間国宝作品が並ぶ
ボヘミアンガラス、ヴェネチアングラス、ロイヤルコペンハーゲン

 店内はゆったり空間をとってコメダスタイルの店づくりを行っているが、チェーン店にはない独自コーナーもある。3カ所に美術工芸品を陳列したガラスケースを設けていることで、レジ前のケースには北大路魯山人や加藤唐九郎、金城次郎、鈴木青々など著名な陶芸家の作品を陳列。また、ちょっと離れた別のガラスケースには大ぶりな花瓶や大皿、陶人形を並べ、人間国宝である加藤卓男、鈴木蔵、加藤土師萌の作品と大きく掲示。このケースそばの壁面ケースには、チェコのボヘミアンガラス商品、イタリアのヴェネチアングラス商品、ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートをずらり陳列している。

 このほか、壁面のところどころには絵画作品が掲示されている。この中に「カフェデザール」というタイトルのビュッフェ作品があったが、こちらはたぶんシルクスクリーン印刷と思う。喫茶店でありながら小型美術館のような店舗であり、美術工芸品は店づくりの一環としてオーナーの趣味を活かしたような気がする。近くに座った高齢夫婦の「これだけ貴重なものがあると24時間監視しておかないといけない」という会話に、思わず納得してしまった。
 
ドックランスペースで飲食する顧客も
交差点角まで伸びる広い駐車場


2023年2月25日土曜日

4月の安城市議選、定数28人に40人立候補か


 安城市議選が4月16日に告示され、23日に投開票される。2月23日付中日新聞によると、立候補予定者説明会が22日に安城市民会館で開かれ、40陣営が出席した。安城市会議員の定数は28人で、40人がそのまま立候補すると当選率は70%で、12人が落選することになる。安城市の資料(上表)をみると4年前の平成31年(2019年)4月の市議選では31人が立候補し、当選率は90.3%で、わずか3人しか落選しなかった。今回の選挙は4年前とは様相が一変、かなりの激戦になることが予想される。

 中日新聞によると、立候補予定者説明会には現職20人、新人19人、元職1人の合計40陣営が出席したという。目立つのは新人が現職とほぼ変わらない人数となっていること。地方選挙では新しい小規模政党が積極的に候補者を擁立する動きが活発化してきているという。北海道では、昨年の参院選で初めて議席を得た参政党が道議選と市町村選で30人くらい候補者を立てる方針で、れいわ新選組も市議選で4人を擁立した。この北海道と同じように、安城市議選でも参政党、れいわ新選組が新たに候補者を擁立する。さらに、河村たかし名古屋市長が代表を務める減税日本も新人の公認候補を発表した。

 安城市議は大半が無所属で、党に所属しているのは公明党が3人、日本共産党が1人、自由民主党が1人と極めて少ない。このうち無所属議員は町内会など地域の推薦を受けていることが多い。新編安城市史では、終戦直後廃止された町内会が復活するまでの代替組織「住民組合」の問題点として、市会議員が同組合の推薦がなければ当選が困難なことを挙げている。こういった地域根性の強化によって「市事業も総花的になって、重点施策が事実上不能になっている」と記載。1962年4月に町内会は復活したが、住民組合の持つ地域社会第一の封建制と慣習は根本的に解決されることなく放置されたという。

れいわ新選組の街宣活動

 町内会の推薦を受け、地域社会第一で活動する市議の牙城が政党推薦の新人候補に切り崩されるのか、市議選ではこの点も注目される。れいわ新選組の新人候補者の街宣活動を見たが、駅前でもまばらな人通りしかない安城市内ではなかな厳しい戦いが続いているようだ。



2023年2月23日木曜日

名古屋発祥カフェチェーンのモーニングサービス

 


 充実したモーニングサービスが特徴の名古屋発祥のカフェチェーンは、全国展開しているコメダ珈琲店のほか、支留比亜珈琲店(シルビアコーヒー)、珈琲屋らんぷ、コンパルなどがある。このうち、西三河に店舗を構えているのは支留比亜珈琲店、珈琲屋らんぷ。支留比亜珈琲店は刈谷市井ヶ谷町、珈琲屋らんぷは安城市桜井町、岡崎市中島町、豊田市本新町に出店している。また、珈琲屋らんぷには知立店と西尾店もあったが、両店とも現在は「わらく珈琲」に店名を変更、ウェブサイトの店舗リストから削除されている。フランチャイズ契約をやめたとみられるが、なぜか店づくり、メニューは珈琲屋らんぷ時代と変わらないようだ。

 西三河で唯一の支留比亜珈琲店チェーンの刈谷井ヶ谷店は、刈谷ハイウェイオアシス北の県道沿いに出店している。屋根に飾り煙突を配したログハウス風造りで、道路側のほかに裏にも駐車場を設置、合わせると50台くらい止められる。しかし、平日でもモーニングサービス提供時間帯には満車状態になるほどの人気。モーニングサービスは午前11時までに注文したすべての飲み物にトーストとゆで卵が付くオーソドックスなものだが、追加メニューで小倉(プラス100円)、ジャム(同)、ミニサラダ(プラス150円)も用意。ブレンドコーヒーは、焙煎業者がブレンドした豆を独自の粗さに挽いてコクのあるコーヒーを抽出しているという。

 天井の高い店内はスペースをゆったり取って座席を設けているのが特徴で、ガラスの仕切りで覆った広い喫煙ルームも設置。くつろぎながらいろいろな情報にも触れられるよう、日刊紙は中日新聞、中日スポーツのほかに日経、朝日など大手全国紙を網羅し、週刊誌も多数揃えている。喫茶チケットは9枚綴りで3700円。

県道沿いに駐車場備えた刈谷井ヶ谷店
追加メニューもあるモーニングサービス

 一方、珈琲屋らんぷから店名を変えたわらく珈琲知立店は大型書店として知られる正文館書店知立八ツ田店のすぐ近くにあり、古民家風らんぷスタイルの造りが特徴。モーニングサービスメニューもらんぷ同様、正午まで提供している。ただし、メニューはエッグトースト、シナモントーストなど6種類から選べる半切りトーストとゆで卵が付き、追加メニューなしというシンプルなもの。珈琲屋らんぷ安城桜井店ではゆで卵を付けていないが、知立店は店名変更後に付けるようになったわけではなく、もともと各店舗でメニューに若干の違いがあるようだ。

 コーヒーチケットは10枚綴り3800円とかなりのサービス価格。すべてのメニューに1枚440円分として使え、しかも知立店、西尾店で共通利用が可能。店舗は店内ガラス面に沿って日本庭園が作られ、落ち着いた雰囲気の空間づくりが特徴。また、雑誌・新聞棚では中日新聞、中日スポーツのほか、大手全国紙を網羅し、流通専門の日経MJまで並べている。

元らんぷの古民家風わらく知立店

わらくモーニングサービス





 


2023年2月20日月曜日

安城市で参政党が自主制作映画上映会、市議選立候補へ

 

 地方統一選挙で小規模政党が積極的に候補者を擁立する動きが活発化していると日刊紙で報じられているが、安城市でもそういった動きが明らかになってきた。その一つは昨年の参議院選比例代表で1議席を獲得、存在感を一気に高めた参政党。2月19日午後、安城市民会館視聴覚室で自主制作ドキュメンタリー映画の上映会を開催、安城市会議員選挙に立候補を予定している市内在住の友田くみ(旧姓:齋藤久美)氏が参加者にあいさつを行った。

 映画は、参議院選挙で「参政党現象」を巻き起こした参政党の選挙戦の闘いを記録したドキュメンタリー映画で、タイトルは『おはよう -参政党の歩み -』。昨年9月の自主上映会(東京・お台場)を皮切りに、各地で上映会を開催している。上映時間は2時間55分。監督の内田俊介は2015年に映像学校を卒業後、テレビ局での業務に従事をしながらフリーランスの映像クリエイターとして活動。2017年にドキュメンタリー映画「地雷ときどき僕。」が劇場公開、2019年に短編映画「花言葉」がドイツの映画祭で招待上映された。

安城市民会館視聴覚室で自主映画上映会

 昨年7月13日付東京新聞によると、参政党は元大阪府吹田市議の神谷宗幣事務局長が発起人となり2020年に結党した。「選挙では、外国資本による企業や土地の買収を難しくする法律の制定を訴えたほか、外国人参政権への反対、外国人労働者の雇用抑制を主張。こうした保守的な主張に加え、子どもの教育充実、食の安全の確保、環境保全などを訴えた。また、政府の新型コロナウイルス対策に異を唱え、マスク着用やワクチン接種の推進に疑問を呈した」。神谷事務局長が比例で議席を得た要因として、ユーチューブやツイッターを駆使して政府や既成政党と対決する姿勢をアピール、政治に不満を持つ若者らの受け皿になったためとしている。

 この参政党で気になるのは、「先人の叡智を活かして、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる」と綱領に記していること。現在の象徴天皇制を止めて、戦前の君主制としての天皇制を目指す極右的な思想を打ち出しているのか、その点が綱領文だけではよく分からない。しかし、昔、東京都内でよく街宣活動を行なっていた大日本愛国党初代総裁赤尾敏が叔父と明言する赤尾由美氏がボードメンバーに入っているのには驚く。





 

2023年2月17日金曜日

親鸞会は名古屋会館の他に西尾市に三河会館

 

 西三河の公共施設などで仏教講座、映画上映会を開催している浄土真宗親鸞会は、西尾市郊外に愛知三河会館を設置している。国道23号線西尾東インターチェンジ近くの県道沿いに広い駐車場を備えた3階建てビルがあり、ここに青地で黄色い文字の会館名が入った看板が掲げられている。ビルは宗教色のない小さなオフィスビルのような外観であるが、1階のガラス窓にはアニメ映画『歎異抄をひらく』のポスターが張り出されている。周りは閑静な住宅地であるが、国道23号線インターチェンジの近くということから、西尾市はもちろん、隣接の安城市、刈谷市、碧南市、岡崎市からも信者が集まりやすい場所といえる。

  親鸞会の本部は富山県射水市の山中にあり、2千畳の畳敷の建物で知られる。同会ウェブサイトによると、本部のある富山県など北陸3県を中心に仏教講座を開催する会館を多数設置している。北陸に近い岐阜県、長野県にも2つの会館があるが、愛知県には名古屋会館しか記載されていない。講座を開催する場所ではないのか、愛知三河会館は掲載されていない。名古屋会館は熱田神宮北の地下鉄神宮西駅の近くにあり、マンションのような4階建ビル(1階が駐車場)を使用している。

郊外の宗教色のないビルが親鸞会愛知三河会館

熱田神宮北にある親鸞会名古屋会館

 雑誌「宗教問題」の2016年夏季号では、特集ページで親鸞会を取り上げ、「真宗王国・北陸に屹立する親鸞原理主義教団」として高森顕徹会長にインタビュー、富山県の本部を探訪すると共に、偽装勧誘などの問題点を探っている。「取材の中で通底して感じたのは、“葬式仏教と堕した伝統仏教教団”への痛烈な指弾であった。親鸞会の性格どうのこうはさておき、これらは間違いなく、現在の日本の伝統仏教界に根深く存在する“問題点”である。そう考えれば親鸞会とは、決して“突然変異的に現れたカルト”などではなく、いろんな意味において“伝統的仏教が生み出した存在”であるのだ」と本部探訪を行った編集発行人。

 この特集ページでは、元親鸞会講師部員の次のような気になる言葉も掲載されている。「現在、高森氏は87歳。毎月の本部での法話も、別室から音声で行われることもあります。体力の衰えは隠せません。こうなると教義も法話も著作も、活動のすべてが“高森会長中心”となっていた会の今後が問題になってきます」、「巨大な会館も周辺施設も、高森氏の話を聞くためのもので、その高森氏が不在になったとき親鸞会はどうなっていくのか」。

雑誌「宗教問題」の親鸞会特集



ららぽーと安城のテナント187店舗を先行発表

  三井不動産は安城市大東町に開発中の商業施設名を「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」に決定、来年4月に開業すると発表。同時に、全テナント約210店舗中187店舗を先行して明らかにした。敷地面積は3万1900坪で、地上4階建ての店舗棟(3階までが店舗)と3棟の地上6階建て立...